KTR‐FINAL チャクリキ実験部 task 5|麺家チャクリキ

KTR今年最後の挑戦です

 

用意するもの

・間人蟹(コッペ)     286杯+α

以上

 

蟹シーズンも過ぎ、加工済みのコッペ蟹肩身286杯分+外子を

格安でコッペ蟹を手に入れることができました。

 

 

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シーズン中ならすごい価値がある一品です

 

 

 

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taiza queen crabs

 

 

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当日さばいた新鮮な蟹です

いままでとはスケールが違います

これまでにこれまでにこれだけ贅沢に間人蟹をラーメンに使う職人は

人類史上初ではないかと考えながら調理に入ります

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

今考えればKTRのクライマックスはここまででした。

調理の過程は店長の判断により画像なしで進めていきます。

鮮度や間人蟹のうまみを生かすため、そのまま蟹を茹でていきます。

286杯分の蟹を一気に鍋に放り込みます。

鍋の中はあふれんばかりのかにで一杯です

火を入れて約5分・・・・灰汁が出てきたので取り除きます

 

火を入れて10分・・・・蟹から出る塩分と風味が強くでてとてもいい感じです。ただ蟹だけのうまみで薄っぺらい感じです

 

火を入れて20分・・・・蟹から出るフワフワとした細かい何かがスープの中をぐるぐると回っています。動物系のように強火で煮込めば変化があること信じ火力をあげます

 

火を入れて30分・・・・心なしかスープが黒ずんできたような・・・・。 後には戻れないのでこのまま突っ走ります

 

火を入れて1時間・・・・・・最初の給水  失敗の予感が脳裏を走ります  油分か少ないため期待できませんが乳化することを祈ります

 

火を入れて2時間・・・・・ このまま蟹の殻は強火で火にかけると溶けるだろうかという疑問が浮かびます

 

火を入れて12時間・・・・・スープはどす黒くかにのエグミが強く出ています。・・・・調理終了  蟹の殻は限りなく原型をとどめていました。

 

スープを漉したものがこちらです

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ものすごい蟹の風味エグミ甘味などが濃縮されています

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いろいろな方法でラーメンを試作しましたが・・・・・お出しするレベルにまで到達しませんでした

すみませんでした

 

実験結果

・ゆですぎるとものすごいことになる

・蟹の甲羅は溶けない

・お蔵入り決定

 

これまで挑戦し続けた間人蟹ラーメン全部お客様に出せない結果になったことに

漁師さん、業者さん協力してくださった方々また間人蟹をこのような使い方をしたことを

大変申し訳なく思っております。

面白おかしい文面に書いてしまいましたが店主自身真剣に蟹に取り組んできました

これにに懲りずにまたチャンスがあればこの食材に挑戦したいと思っております。

 最後に・・・

海に、ありがとう

冬に、さようなら

                              タイザガニ

そして、すべての子供達に

 

 

おめでとう

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